国連中央アフリカ多面的統合安定化ミッション(MINUSCA)に参加していた軍事監視員のドー・アイン中佐が任務中に死亡した。
ベトナム平和維持活動局の発表によると、ドー・アイン中佐は現地時間1月6日午前6時にウガンダ共和国カンパラ市内の国連野戦病院で死亡した。
1月8日には、中央アフリカ共和国平和維持活動部隊がベトナム国防省と協力してドー・アイン中佐のオンライン追悼式典を開催した。1月15日にベトナム平和維持活動局は、ドー・アイン中佐の遺体引き取り式典を実施した。
1月19日午前7時半から9時までドー・アイン中佐の葬儀がベトナム国防省の葬儀場で行われ、その後ハノイ市バックトゥーリエム区の烈士墓地に埋葬された。
ドー・アイン中佐は、首相から烈士と認定され祖国功績証を授与された。また国防省はその功績を讃えて、少佐から中佐へ昇進させた。
ドー・アイン中佐は、ベトナム平和維持活動局地域活動室の次官で、ナムディン省の出身だった。2021年11月末にドー・アイン中佐は中央アフリカでの国連平和維持活動に軍事監視員として参加する12人の士官のうちの一人に選ばれた。
1948年に誕生した国連平和維持活動は、国連が安全保障理事会に割り当てた特別な制度で、国連の指揮統制下において加盟国が派遣する軍によって紛争の停止と平和の構築を促進する任務が遂行される。
2014年6月から現在までにベトナムは南スーダンの平和維持活動(UNMISS)と中央アフリカの平和維持活動(MINUSCA)の2つのミッションに数百人の国防省職員を派遣している。
出典:17/01/2022 VNEXPRESS
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