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ベトナムニュース【社会】2022年中にモクバイ高速道路を着工予定

(C) VNEXPRESS

ホーチミン市人民委員会のファン・バン・マイ主席によると、ホーチミン市では、2022年第2四半期にモクバイへの高速道路建設プロジェクトの首相の承認を受けられるように努力し、2022年中の着工を目指している。

これは5月11日に開かれたグエン・スアン・フック国家主席、ホーチミン市人民評議会のグエン・ティ・レ議長および、ホーチミン市代表国会議員団との会合でクチ県とホックモン県の有権者から受けた質問に対して、ファン・バン・マイ主席が回答した内容だ。

ホーチミン市とモクバイ間の高速道路の全長は約53㎞で、クチ県の環状3号線を起点としてタイニン省のモクバイ経済区をつなぐ。この高速道路は10年以上前から計画されているにもかかわらず、まだ実施には至っていない。2020年10月に政府はホーチミン市が主体となってこのプロジェクトの投資と建設を実施することを承認している。

このプロジェクトの総投資額は15兆9000億VNDで、官民連携(PPP)方式に従って投資され、BOT(建設・運営・譲渡)契約が締結される。この高速道路がホーチミン市とタイニン省をつなげることで、国道22号線の負荷が軽減される。

マイ主席によると、ホーチミン市では、この高速道路プロジェクトに関して、今年の第2四半期に首相の承認提案を提出できるように努力しており、同時にこのプロジェクトを2021年から2025年までの中期公共投資計画に追加し、今年半ばのホーチミン市人民評議会に提出する予定だ。「今年の年末からこのプロジェクトを着工し2023‐2027年段階で完成できるように取り組んでいます。」とマイ主席は説明する。

環状3号線プロジェクトについて、マイ主席はホーチミン市が入念に準備を進めていると述べた。明日の午後、国会常任委員会は、次回の国会で提案するために、このプロジェクトとハノイの環状4号線プロジェクトの検証をおこなう予定だ。

グエン・スアン・フック国家主席は、最近になってベトナム共産党中央執行委員会政治局が環状3号線の基本方針を承認したと述べた。近い将来、国会は環状3号線をより迅速かつ、より利便性の高いプロジェクトとするために再投資を含めた特別なメカニズムを検討し、承認する見込みだ。「環状3号線とモクバイ高速道路建設プロジェクトは必ず実施する必要があるプロジェクトです。」とフック国家主席は強調した。

上記の2つのプロジェクトに加えて、クチ県とホクモン県の住民は、国道22号線、省道2、7、8、15号線が劣化し、過負荷状態となっており地域住民の生活に支障が出ていると訴えた。サイゴンサファリパークやバウドゥン工業団地など十年以上に渡って中断されている多くのプロジェクトは、家を建設できなかったり、土地の使用目的を変更できないなど地域住民の権利に悪影響を与えている。

ホーチミン市のファン・バン・マイ主席は、現在ホーチミン市は交通システムを見直しており、2021-2025年計画にいくつかのプロジェクトを追加することを人民評議会に提案するつもりだと述べた。また、まだ資本が割り当てられていないプロジェクトに関しては、ホーチミン市が他の出資先を探すとしている。

サイゴンサファリパーク案件についてマイ主席は、大規模プロジェクトであるため建築計画局が再度試算をおこなって投資家を引き寄せるために計画を再調整していると述べた。もし、公園としてだけの機能であれば経済効果が低く投資家を呼び込むことは難しいが、住宅や都市機能を追加することで計画を調整し、中央政府の意見を得たいとしている。

マイ主席は、遅くとも6月までにホーチミン市共産党員会のグエン・バン・ネン書記と投資促進会議の後で具体的なプロジェクトの展開について話し合う予定だと述べた。現在、ホックモン県とクチ県の多くの投資プロジェクトが承認され、覚書が締結されているが、実行のためには土地使用計画や投資手続きなどの問題点を解決する必要がある。

グエン・スアン・フック国家主席は、クチ県とホックモン県の特使促進会議後に『口先だけの約束』ということにならないように、国会議員代表団は、その後の進捗状況を注意深く監視するとしている。更に経済の発展と並行して、貧困層向け住宅、家族政策、社会保障などの問題にも対処していく必要があるとも指摘している。

出典:10/05/2022 VNEXPRESS
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