北部の寒気の影響を受けてホーチミン市の最低気温が20℃まで下がり、南部の一部地域では早朝に最低気温17℃を記録した。
12月13日の朝、ホーチミン市内は気温が下がり多くの人がジャケットを羽織ったり手袋を着用したりした。一部のバイクドライバーは、信号待ちの際に手をこすり合わせて寒さをしのいでいた。学校に行く子供たちの親は子供たちが寒くないようにセーターを着せたり靴下を履かせたりした。
南部気象予報局の元局長であるレ・ティ・スアン・ラン氏は、今朝のホーチミン市の気温は、北部からの寒気の影響で数日前から4~5℃も下がり、20~22℃だったと説明する。「これからテトまでは、ホーチミン市は寒波に見舞われ、低いときには18℃まで下がる可能性があります。」とラン氏は話す。
南部気象予報局によると、今朝観測された最低気温は、フックロン(ビンフック省)、タイニン省、ビンズン省などで19~20℃で、ドンナイ省のターライ観測所では、2022年1月以来の17℃を記録した。
南部気象予報局によると早朝と日中の気温差が大きい(12~13℃)ため子供やお年寄りなどは外出する際に体を温めておく必要がある。長時間屋外で作業をする建設作業員などは、疲れやすくなるので水を大量に飲む必要がある。
過去10年でホーチミン市で記録された最低気温は2009年末の17℃だった。また、2015年と2016年には18℃が記録されている。なお最低気温のデータを1976年まで遡ると、1999年12月25日にホーチミン市のタンソンホア観測所で過去最低の16.4℃が記録されている。
出典:13/12/2022 VNEXPRESS
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