2022年1月から11月までにインドや中国などから輸入された野菜と果物が前年同期比で67~83%も増加した。
ベトナム青果協会の報告書によれば、2022年11月までのベトナムの青果物の輸出額は33億USDとなり、前年同期と比べて6.6%減少した。一方で、ベトナムの青果物輸入額は21億USDに達し、前年同期と比べて35.2%も上昇した。この輸入額は過去3年で最も高い水準となっている。
2022年11月までのベトナムの青果物輸入国トップ10の中で、中国からの輸入が7億6500万USDと最も多く、前年から10%上昇し、市場シェアの41%近くを占めている。
Các thị trường có mức tăng trưởng mạnh tiếp theo là Ấn Độ (tăng 67%), Nam Phi (tăng 54%), Campuchia (tăng 33%) so với cùng kỳ 11 tháng năm 2021.
青果物輸入額の伸び率が最も高いのはインド(67%増)で、次いで、南アフリカ(54%増)、カンボジア(33%増)の順となっている。
調査によれば、ホーチミン市内の伝統的な市場では、中国、インド、カンボジア産の野菜と果物が旬のために非常に安い値段で販売されている。現在、様々な品種の中国産のりんご、桃、ぶどうなどが継続的にベトナムに輸入されており、低価格で販売されている。
以前、ベトナムに輸入される中国産ぶどうは2品種しかなかったが今年は5~6品種に増えている。中国からのブドウは種無しブドウだけだったが、最近ではより高品質の種ありぶどうが1㎏あたり8万~10万VNDとベトナム産とほぼ同じ価格で販売されるようになっている。
インド産の果物では、ザクロが1㎏あたり6万~7万VNDとアメリカ産や台湾産の約1/3の価格で販売されている。ザクロ以外の果物もインドと南アフリカ産の果物は全て低価格だ。
12区で輸入果物の販売店を営むグエン・ホアン・ハイさんは、今年になってベトナムに輸入される果物は質も量も大きく増えたと話す。特に1㎏あたり5万VND以下のオーストラリア産オレンジ、南アフリカ産リンゴ、カンボジア産マンゴーは、非常に人気を集めている。
ハイさんによると魅力的な価格の御蔭で、毎日数百箱の輸入果物が卸と小売りの両方で売れている。
トゥードゥック農産品卸売市場の担当者は、年末に向けての数ヶ月で市場に出回る果物の量が大幅に増えたと語る。中国産の低価格の果物に加えて、オーストラリア、インド、タイ、カンボジアなどの果物が魅力的な価格のおかげで昨年比で2桁以上の成長を記録している。
「カンボジアから輸入されるマンゴーの品種も大幅に増えました。同様に、インド、南アフリカからも野菜やスパイスなど様々な低価格の商品が輸入されています。」とこの担当者は話してくれた。
出典:24/12/2022 VNEXPRESS
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