約435haの工業団地が正式着工
ダナン南部の成長エリアにおいて、総投資額4.1兆VND規模の工業団地プロジェクトが2026年3月29日に着工した。
ダナン市人民委員会は同日、「タムアン〜アンアンホア工業団地」の起工式を開催。中央および地方の政府関係者が出席した。
地域の工業用地開発の“最後のピース”
本プロジェクトは、ダナン市で計画されている総面積1,545haの工業用地のうち、最後の2区画の一つに位置付けられる重要案件である。
これにより、ダナン南部における工業用地の拡張と、既存計画の具体化が大きく前進する見通しである。
4段階開発、エコ型工業団地を志向
同工業団地は、民間企業が開発主体となり、総面積は約435ha。そのうち約331haが工業用地として賃貸され、残りは緑地およびインフラ用地として整備される。
開発は4段階に分けて進められ、管理・投資効率を高めるため6つの区画に分割される。
また、環境配慮型の「エコ工業団地」として整備される方針で、主な誘致産業は以下の通りである。
- 電子産業
- 機械加工・関連産業
- 食品・飲料
- 医薬・素材
- 家具製造
高速・港湾・空港に直結する物流優位性
同工業団地は、チュライ開放経済区の中心に位置し、交通アクセスに優れる。
- ダナン〜クアンガイ高速道路
- 国道1号線
- 沿岸道路
と直結し、国内主要都市および東西経済回廊との連携が可能である。
さらに、
- チュライ港:約4km
- ズンクアット港:約32km
- ティエンサ港:約80km
- チュライ空港:約10km
- ダナン国際空港:約70km
といったインフラにも近接し、物流コストの最適化が期待される。
ダナン南部の新たな成長エンジンに
ダナン市人民委員会のファン・タイ・ビン副主席は、本プロジェクトが南部における産業集積を促進し、新たな成長拠点を形成すると強調した。
周辺工業団地との連携により、同地域は中部重点経済圏をけん引する中核エリアへと発展する見込みである。
行政統合を背景に広がる開発余地
また、グエン・ドゥック・ハイ国会副議長は、クアンナム省とダナン市の統合方針について言及し、サービス・金融・技術と製造業の相乗効果によって、新たな成長軸が形成されるとの見方を示した。
今回の着工は、その効果を象徴する事例であり、インフラ整備と経済圏の一体化が競争力向上と物流コスト削減につながると指摘した。
高度化・脱炭素型の工業団地を目指す
政府は今後の方向性として、
- ハイテク産業の優先誘致
- 排出削減
- 循環型経済の推進
- 環境保護と社会的安定の両立
を掲げている。
地方政府には用地取得や手続きの迅速化、投資主体には品質と進捗の確保が求められており、早期稼働による地域経済への波及効果が期待される。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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