ドンナイ省、ロンタイン「空港都市」構想を推進
ベトナム南部ドンナイ省は、省人民評議会(2021〜2026年任期)が2021〜2030年の省開発計画(2050年までのビジョンを含む)の調整決議を採択し、ロンタイン空港都市とドンナイ川沿いの経済回廊を今後の主要な成長エンジンと位置づけた。
計画では、空港関連サービス都市の形成とともに、ホーチミン市との接続を強化する河岸大通りや橋梁の建設を進める方針である。
ロンタイン空港都市を新たなサービス拠点に
ドンナイ省は、現在建設が進むロンタイン国際空港を中心とする都市開発を進め、「ロンタイン空港都市」の形成を目指す。
同計画では、空港と高速道路、国家鉄道、地域鉄道ネットワークを結ぶ交通インフラを整備し、ホーチミン市との多様な交通接続を確立する。
さらに、空港および周辺地域で航空関連サービスの総合的なエコシステムを整備し、物流や航空サービス、トランジット機能を備えた東南アジアの新たな物流・サービス拠点として発展させる構想である。
ドンナイ川沿いに8〜10車線の大通り整備
一方、ドンナイ川沿いの地域は、同省の新たな経済発展軸として位置づけられる。
計画では、川沿いに8〜10車線規模の河岸大通りを建設するとともに、河川横断橋の整備を進め、ホーチミン市や周辺省との交通連携を強化する。
ただし、河岸地域は区間ごとに特徴に応じた開発が進められる。
チーアン湖周辺はエコツーリズム拠点に
タンフー〜ディンクアン区間では、チーアン湖周辺の観光開発を推進する。
森林や自然景観と連携したエコツーリズムやリゾート、レジャー施設を整備し、水資源や森林景観の保護と両立する観光モデルを構築する計画である。
チーアン湖周辺は、将来的に国家観光地としての発展も視野に入れており、湖岸道路の整備やリゾート施設の形成を進める。
また、同地域では高齢者向けサービスや産業を含む「シルバー経済」の発展も促進する方針である。
ビエンホア〜ロンタイン区間が開発の中核
河岸開発の中心となるのは、ビエンホアからロンタインにかけての区間である。
このエリアでは、
- ヒエップホア都市区の開発
- 既存のビエンホア第1工業団地の都市機能への転換
- ドンナイ省の政治・行政センター整備
などが進められる予定である。
さらに、河岸を中心に公園や広場、公共空間を連続的に整備し、遊歩道や自転車道、公共交通を組み合わせた都市景観軸を形成する。
水上公共交通の導入や多交通結節点の整備も計画されており、公共交通を中心とした都市開発モデル(TOD)も導入される。
ニョンチャックでは港湾・都市開発
下流のニョンチャック地区では、同地域を東南部地域の都市ゲートウェイとして整備する。
ここでは、
- 新都市開発
- 観光・商業・サービス施設
- 港湾インフラ
などを整備する一方、マングローブ林の保全と観光利用を両立させる計画である。
また、広場や公園などのオープンスペースを整備し、戦略的交通インフラを通じて地域間の連携を強化する。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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