ホーチミン市警が大規模な軍用銃器密売組織を摘発
ホーチミン市警察は、軍用銃器を違法に売買・保管していた大規模な密売組織を摘発したと発表した。これまでに容疑者13人を起訴し、軍用銃14丁、軍用弾2,637発のほか、殺傷能力の高い各種武器を押収した。
主犯格は市内在住の男、長期間にわたり違法取引
ホーチミン市刑事警察部によると、主犯格とされるのはホーチミン市フーニャン区在住のグエン・フイン・ブー容疑者(39)で、スポーツ用銃や弾薬、銃部品、自作銃、さらには軍用弾薬を違法に売買・保管していた疑いが持たれている。
同容疑者の活動は手口が巧妙で、治安に深刻な影響を及ぼす恐れがあると判断され、警察は専案を設置して捜査に着手した。
銃の自作から軍用弾の組み立て販売へ
初動捜査によれば、ブー容疑者は2022年8月ごろ、CZ455、CZ457、Rugerといった銃の部品を製造するための材料を入手し、利益目的で組み立て・販売を開始した。
銃の製造は2023年4月ごろに一時停止したものの、2024年に入ると、スポーツ用銃や弾薬、軍用弾を購入・組み立てる形で販売を再開していたという。
周辺省にまで広がる流通網
2022年以降、ブー容疑者はホーチミン市内および周辺省の複数の人物に対し、銃器や部品、弾薬を販売していた。警察は関係者20人を呼び出して事情聴取を行い、違法売買および保管の実態を解明した。
4省・市18か所を一斉捜索、大量の武器を押収
捜査拡大により、警察はホーチミン市、ドンナイ省、タイニン省、ラムドン省の計18か所を緊急捜索。銃21丁、弾薬4,227発、弾倉112個、消音器31本のほか、銃身・銃床・各種部品、刃物類や火薬などを押収した。
鑑定の結果、このうち14丁が軍用銃、2,637発が軍用弾であることが確認されている。
13人を起訴、捜査はさらに拡大へ
ホーチミン市警察当局は1月12日、軍用銃器の違法売買・保管事件として正式に立件し、13人を起訴。11人を勾留、2人に対しては居住地からの出国・移動禁止措置を取った。
現在、追加で4人について捜査を進めており、刑事責任の有無を検討するとともに、関係者の追及を継続している。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN




















