フーコック特区(アンザン省)で2月27日、APEC2027開催に向けた環境・水供給・エネルギー関連の3事業が着工した。総投資額は1兆2,380億VND(約74億円)超に上る。
着工したのは、クアカン湖浄水場、バイボン廃棄物処理区、バイボン廃棄物発電所の3案件である。
APEC開催と長期発展を見据えた基盤整備
式典でアンザン省人民委員会のレ・チュン・ホー副主席は、今回の事業はAPEC2027に必要な基幹インフラを確保するのみならず、フーコック特区およびアンザン省全体の持続可能な発展基盤を構築する上で極めて重要であると強調した。
ごみ処理・廃棄物発電・浄水の3本柱
承認決定によれば、各事業の概要は以下の通りである。
■ バイボン廃棄物処理場(ハムニン地区)
- 面積:15ヘクタール
- 処理能力:1日250トン
- 総投資額:3,820億VND
■ バイボン廃棄物発電所(ハムニン地区)
- 面積:10ヘクタール
- 処理能力:1日200~300トン
- 発電容量:4MW
- 総投資額:3,000億VND
■ クアカン湖浄水場
- 給水能力:日量4万9,500立方メートル
- 総投資額:約5,560億VND
3事業はいずれも2027年6月30日までの完成が義務付けられており、アンザン省にとって政治的責務と位置付けられている。
省当局が全面支援を約束
アンザン省人民委員会は、事業進捗と品質を厳格に監督するとともに、発生する課題を迅速に解決し、計画通りかつ効率的な実施を保証すると表明した。
ホー副主席は、今回の投資はAPEC2027対応にとどまらず、フーコックにおける環境問題、エネルギー確保、水資源安全保障の根本的解決につながると指摘。国際社会に対し、「グリーンで近代的、持続可能で友好的なフーコック―アンザン」の姿を示す契機になるとの見解を示した。
フーコックは近年、観光・不動産・国際イベント誘致を軸に急速な発展を遂げている。今回の3案件は、大規模国際会議を見据えた都市インフラの質的転換を象徴する取り組みといえる。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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