サイゴン川の観光船火災で新たな動き 修理中に出火、負傷者なし
火災は修理作業中の「King Yacht」で発生
1月7日午後にホーチミン市サイゴン川で発生した観光船火災について、運航事業者は、船が修理・装飾作業のため一時係留中に火災が発生したものであり、人的被害はなかったと説明した。
1月8日、関係当局はタインミータイ街区(旧ビンタイン区)で発生した観光船火災に関する初期情報を明らかにした。
火災が発生した観光船は「King Yacht」で、上部構造は複合素材製だった。運航・管理は地中海生産・商業サービス有限会社が担っている。
機関整備の最中に機関室から出火
火災発生時、船は運航しておらず、乗客もいなかった。テト(旧正月)に向けた修理・装飾作業のため一時的に係留されていた。
1月7日16時過ぎ、エンジンの整備作業中に機関室から突然出火した。火災を確認した船長は緊急対応手順を発動し、初期消火を試みたが、船内に燃料が残っていたため火勢が急速に拡大した。
約1時間半後に鎮火するも船体はほぼ焼失
ホーチミン市消防隊、水上交通警察、タインミータイ街区人民委員会らが現場に急行し、同日17時30分に火災は鎮火した。
火災により船体の大部分が焼失し、船底のみが残る状態となったが、人的被害はなかった。現在、財産被害の確認が進められており、出火原因は特定されていない。
船は今後、調査および全面的な保守・修理のため運航停止となる。
事業者は予約済みチケットの全額返金を実施
事業者によると、事故による運航停止期間中のツアーやサービスの予約客に対して、購入済みチケット代金を全額返金する方針である。
目撃者「火が一気に広がり、10分ほどで船全体を包んだ」
遡ること1月7日の16時10分ごろ、レストラン船として営業していた同船から突然大きな火が上がった。現場はサイゴン橋から約200mの地点である。
周囲の人々が消火を試みたものの火は収まらず、約10分後には船全体に広がった。消防隊は複数の消防車と専門船舶を投入し消火に当たったが、16時35分時点でも大きな炎が確認された。
住民による動画では、3階建ての船の中層デッキから火が上がり、周囲に延焼していく様子が映っていた。出火前に複数の爆発音が聞こえたとの証言もある。煙が高く立ち上ったため、付近の路地にいた住民は安全区域へ避難誘導された。
近隣住民の一人は「この観光船は夜に営業し、昼間はいつもこの場所に係留されていた。7日朝には燃料の補給作業をしているのを見た」と話している。
本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN












