FDI実行額が過去最高 どの分野が外資を引きつけているのか
FDI認可額は微増、実行額は過去5年で最高
ベトナム財務省傘下の統計総局の発表によれば、2025年12月31日時点でベトナムのFDI登録額は384億2,000万USDとなり、前年比0.5%増にとどまった。一方、FDIの実行額は大きく伸び、2025年は過去最高の276億2,000万USDに達し、前年から9%増加した。
2024年の実行額は253億5,000万USD、2023年は231億8,000万USD、2022年は224億USD、2021年は197億4,000万USDであり、2025年の数字は、この5年で最も高い水準となった。
製造・加工業が圧倒的 実行額の83%を占める
2025年に実行されたFDIのうち、外資から最も多く投資を呼び込んだのは製造・加工業で、228億8,000万USDとなり全体の82.8%を占めた。
続いて、不動産事業が19億3,000万USD(7%)、電力・ガス・温水・蒸気・空調供給業が9億1,490万USD(3.3%)であった。
新規FDIも製造業が中心
同年のFDI登録総額384億2,000万USDのうち、新規登録は173億2,000万USD(4,054件)で、金額は12.2%減少したが、件数は20.1%増加した。
新規登録の内訳は以下の通りである。
- 製造・加工業:98億USD(56.5%)
- 不動産事業:36億7,000万USD(21.2%)
- その他部門:38億5,000万USD(22.2%)
既存プロジェクトの増資額は140億7,000万USD
2025年には1,404件の既存プロジェクトが資金調整を行い、増資額は140億7,000万USDとなった(前年比0.8%増)。
新規登録と増資を合算した場合、製造・加工業へのFDIは185億9,000万USDとなり、総額の59.2%を占めた。不動産事業は約20%、その他部門は約21%となっている。
M&A(出資・株式取得)は大幅増、54.8%増加
外国投資家による出資・株式取得額は70億3,000万USDで、前年比54.8%増と大きく伸びた。
内訳は次の通りである。
- 企業の資本金を増加させる出資:1,305件、25億5,000万USD
- 資本金に影響しない株式取得:2,282件、44億8,000万USD
- 製造・加工業への出資:全体の34.6%
国別ではシンガポールが首位、中国が続く
2025年の新規登録FDIの国別ランキングは以下の通りである。
- シンガポール:48億4,000万USD(27.9%)
- 中国:36億4,000万USD(21%)
- 香港(中国):17億3,000万USD(10%)
- 日本:16億2,000万USD(9.4%)
- スウェーデン:10億USD(5.8%)
- 台湾:9億6,580万USD(5.6%)
- 韓国:8億9,590万USD(5.2%)
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