ベトナム、1月の輸出額431億9,000万USD 10億ドル超は9品目
輸出額は前年同月比29.7%増
ベトナム統計総局(財務省)は2月6日、2026年1月の財貿易統計(速報値)を公表した。
これによると、1月の輸出額は431億9,000万USDとなり、前年同月比29.7%増と大きく伸びた。一方、前月比では2%減となっている。
内訳は、
- 国内経済部門:95億1,000万USD(前月比2%減)
- 外資系部門(原油含む):336億8,000万米ドル(前月比1.9%減)
となった。
外資系部門が輸出全体の78%を占める
前年同月比で見ると、
- 国内経済部門は1.3%減となり、輸出全体の22%
- 外資系部門(原油含む)は42.2%増で、輸出全体の78%を占めた
と、引き続き外資系企業が輸出を牽引している構図が明確となっている。
10億USD超の輸出品目は9品目
2026年1月には、輸出額が10億USDを超える品目が9品目あり、これらが輸出総額の72.4%を占めた。
輸入は449億7,000万USD、前年同月比49.2%増
一方、1月の輸入額は449億7,000万USDとなり、
- 前月比:0.6%増
- 前年同月比:49.2%増
と前年比で大幅な増加を示した。
このうち、
- 国内経済部門:18.2%増
- 外資系部門:66.8%増
であった。
10億USD超の輸入品目は8品目
輸入では、10億USD超の品目が8品目あり、輸入総額の64.9%を占めた。
最大輸出先は米国、最大輸入先は中国
1月の国・地域別動向では、
- 最大の輸出先:米国(139億USD)
- 最大の輸入先:中国(190億USD)
となった。
米国・EU向け黒字、中国向け赤字が拡大
貿易収支を見ると、
- 対米国:120億USDの貿易黒字(前年同月比28.6%増)
- 対EU:39億USDの貿易黒字(同3.9%増)
- 対日本:2億USDの貿易黒字(同59.9%減)
であった。
一方、
- 対中国:127億USDの貿易赤字(同52.1%増)
- 対韓国:34億USDの貿易赤字(同74.9%増)
- 対ASEAN:13億USDの貿易赤字(同92.2%増)
となっており、全体では輸入超過が拡大している。
1月は17億8,000万USDの貿易赤字
速報値によると、1月の貿易収支は17億8,000万USDの貿易赤字となった。
前年同月は31億7,000万USDの黒字であり、状況は大きく反転している。
部門別では、
- 国内経済部門:34億USDの赤字
- 外資系部門(原油含む):16億2,000万USDの黒字
であった。
CPIは前年同月比2.53%上昇
テト需要で豚肉価格が上昇
統計総局によると、1月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.05%上昇した。
主因は、旧正月(テト)需要の高まりによる豚肉価格の上昇に加え、外食費や住宅補修用資材価格が上昇したことにある。
前年同月比では2.53%上昇した。
コアインフレ率は3.19%に加速
コアインフレ率は、
- 前月比:0.35%増
- 前年同月比:3.19%増
となり、CPI全体の上昇率(2.53%)を上回った。
これは、食料品やエネルギー価格がコアインフレ算定から除外されているためである。
金価格は世界的高騰、国内も高水準維持
世界金価格は月間8.65%上昇
1月の金価格は、世界市場と国内市場が同調して上昇した。
1月29日時点の世界平均金価格は1オンス=4,733.31USDとなり、前月比8.65%上昇した。
背景には、
- 金への投資資金流入の増加
- 各国中央銀行による継続的な買い越し
- 米ドル安
- 地政学的緊張と世界的な不安定化
があるとされる。
国内金価格指数は前年比77.1%上昇
国内では、代替投資先が不安定な中、資産保全・投資目的の需要が拡大し、金価格は高水準を維持した。1月の金価格指数は、前月比5.02%上昇、前年同月比では77.1%上昇した。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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