ベトナム労働総同盟の統計によると縫製業、履物製造、木材加工分野で企業の受注が減少していることを受け、年末までに24万人以上の労働者の仕事が不足する可能性がある。
11月11日にベトナム労働総同盟のチャン・タイン・ハイ副会長は、労働力と労働時間の減少傾向は拡大を続けているとして、上記の統計データの数値がさらに膨らむ可能性を示唆した。仕事量の減少は主に縫製業、履物製造業、木材加工業に集中している。雇用を維持するため各工場は今年の有給休暇はすべて消化し、2023年の有給休暇も前倒しで消化している
年末に向けての深刻な失業者増加を懸念して、ハイ副会長は地域の労働組合に対して労働者を保護し、労働争議や集団ストライキなどを避けるための解決策を検討するよう求めた。
ベトナム商工会議所(VCCI)のホアン・クアン・フォン副会長は、労働者の仕事が不足している原因について、多くの海外市場において、企業が期待するほどの注文を受けられていないからだと説明した。
ベトナムの革靴・カバン協会によると2023年第4四半期にこの業界の受注量が30%も減少し、9月以降輸出が減少し続けている。
出典:11/11/2022 VNEXPRESS
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