ベトナム航空の客室乗務員4人がフランスからタンソンニャット国際空港に歯磨き粉のチューブに隠した合成麻薬10kgを持ち込んだ疑いで拘束された。
警察関係者によると、3月16日にタンソンニャット国際空港税関は、ホーチミン市警察麻薬取締局と協力して、フランスから到着したVN10便の客室乗務員4人を麻薬密輸の疑いで拘束した。この客室乗務員達の荷物を検査したところ、歯磨き粉のチューブの中から大量の合成麻薬が発見された。
捜査機関の取り調べに対して4人は、全く知らなかったと驚いた様子だった。供述によるとフランス滞在中にある人物から”荷物”をベトナムまで運んで貰いたいと依頼され1000万VND以上の現金を受け取った。その時は、長時間のフライト後で疲れ果てていたため、簡単に荷物を確認すると歯磨き粉のチューブだけで他に異常は見られなかったので引き受けた。この荷物はフランスの空港は問題なく通過したが、タンソンニャット国際空港に到着後、税関が薬物を発見した。
ホーチミン市警察は、公安省の麻薬取締局(C04)と協力して、事件の背後関係を捜査している。
3月17日の朝、ベトナム航空は、タンソンニャット国際空港税関局から、パリ発ホーチミン市行きのVN10便の客室乗務員4人を麻薬密輸の疑いで拘束したと連絡を受けた。
現在、4人は取り調べを受けており職務停止状態となっている。ベトナム航空は、事件の全容解明に向けて捜査機関に全面的に協力するとしている。
出典:17/03/2022 VNEXPRESS
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