ハノイ市は公共交通機関の利用者、スーパーマーケット、映画館、バー、ディスコの従業員などに対してマスクを着用するよう要請した。
ハノイでの新型コロナ感染者数の急速な増加を受けて、4月18日の夜、ハノイ市人民委員会は、2022年9月6日に発行された保健省のガイドラインに従い、マスク着用ルールを遵守するよう指示した。具体的には、公共交通機関ではドライバー、乗務員、乗客は全てマスクを着用しなければならないとされている。
また、商業施設、スーパーマーケット、市場では、顧客と直接接する従業員、管理者、スタッフにもマスク着用の義務が課せられている。
バー、ディスコ、カラオケ、マッサージ、スパ、美容院、スポーツジム、レストラン、映画館、劇場、サーカス、スタジアムでも、従業員、管理者、スタッフはマスクを着用しなければならない。
大勢の人が集まるイベント、文化施設、観光施設では、来場者、従業員、管理者の全てがマスクを着用する必要がある
ハノイ市は、関係各機関が警戒を緩めず、感染状況に応じて適切な対策をとることを求めており、ワクチン接種を促進して接種率を高め、商業施設、イベント会場、サービス施設における感染防止対策の検査を強化するとしている。
ハノイ保健局は、学校、市境、医療機関での感染防止対策を強化し、保健省の暫定ガイドラインである”COVID-19の柔軟かつ効果的な抑制と安全確保”に関する政府決議128号に基づき市の感染レベルを評価する。
保健局はさらに、COVID-19感染者の入院と治療計画を見直し、入院ベッド数の割当て、看護師の手配などの準備を進めている。
過去5日間にハノイ市では、国内で最多となる1日あたり平均96人の新規感染者を記録しており、このうち高齢者や基礎疾患のある30~50人が入院し、残りは自宅療養となっている。現在566人が病院での治療を受けており、このうち27人は酸素吸入をうけ、2人が人工呼吸器を装着している。
出典：19/04/2022 VNEXPRESS
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