中国との国境にあるハザン省シンカイ国境警備隊は、9月15日から18日までの間に107人の不法入国ベトナム人を逮捕した。
これらの違法入国者は主にハザン省メオバック県の、トゥーンフーン村の境界エリアから違法に入国している。
9月15日の午後、国境警備隊は3時間の間に不法入国を試みた2グループ合わせて20人を逮捕した。その翌日、さらに3グループ計40名の不法入国グループを発見した。その後も9月17日には33人、18日には14人の不法入国者を発見し逮捕した。
ほとんどの不法入国のケースでは、仲介人の存在が認められている。不法入国者はCOVID-19感染拡大防止に関する法律の規定に基づき隔離された。
台風11号(ノウル)の影響によりこの2日間は雨が多く、早朝と夕方は濃霧が発生し、視界が悪いうえに気温も13度まで下がった。多くの不法入国者はこの天候を悪用して、不法入国を試みたとみられている。
シンカイ国境警備隊は中国の雲南省との国境線24㎞を管理しているが、このエリアはハザン省の国境地帯で最も不法入国者が多い場所となっており、今年初めから現在までに摘発された3500人の不法入国者の内3000人以上がこのエリアからの不法入国であった。
国境警備隊によると、中国側とベトナム側で不法入国ルートが確立されている可能性があるとのことだ。
出典:19/9/2020 VNEXPRESS
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