ホーチミン市のニードン1病院には、10月に入って200人以上の子供が手足口病の外来診療に訪れており、それ以外に43人の子供が入院している。
これは先月に比べておよそ2倍の数字で、病院側は警戒を強めている。
10月初旬からニードン1病院を訪れる手足口病数の患者が急増している。最近では毎日平均20人の感染症部門神経学の患者が診察に訪れており、入院患者は常時40~50人に達し、3~4人は重症となっている。
ニードン1病院以外も含めると、毎日200人以上の子供が手足口病の診察を受けている。
今年の前半はCOVID-19の影響で学校が閉鎖されたため、手足口病の感染は比較的抑えられていた。しかし、最近になって流行の兆しを見せ始め、専門家は流行のピークは数週間後に訪れるとして警戒を強めている。
ホーチミン市疾病管理センターの統計によると、先週はホーチミン市内で886件の手足口病の症例が報告されたが、これは今年1月からで最も高い数字となった。
その中でも特に5区、ビンタン区、ゴーバップ区は警戒レベルを超える増加数となっている。
出典:21/10/2020 VNEXPRESS
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作