2021年から定年退職年齢が男性は3ヶ月、女性は4ヶ月延長されることとなった。一方で、重労働者はより低い年齢での定年退職が可能になる。
政府は労働者の定年退職に関する議定135/2020 / ND-CPを公布した。
具体的には2021年1月1日から、通常の労働条件で働く労働者の定年退職年齢が以下のように変更された。
男性の場合は60歳3ヶ月、女性の場合は55歳4ヶ月までとする。
その後、男性労働者の定年退職年齢は2028年まで毎年3ヶ月ずつ62歳まで延長され、女性労働者は2035年まで毎年4ヶ月ずつ60歳まで延長される。
この議定では他にも、労働法第169条第3項に規定された、通常の労働条件で働く労働者よりも早期に定年退職を迎えるケースを規定している。
具体的には下記の条件に当てはまる場合で、定年退職年齢を5年以内で短縮できる。
・労働省の発行した有害、危険な重労働リストに該当する業務に従事する労働者が15年以上勤務した場合。
・社会経済的条件が非常に困難な地域で15年以上勤務している労働者。
・労働能力の61%以上を失っている労働者。
・有害、危険な重労働リストに該当する業務に従事した期間と社会経済的に困難な地域で労働した期間が、合わせて15年以上ある労働者。
出典: 23/11/2020 – BAO TIEN PHONG
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