インドの大手IT企業であるHCL Technologiesはベトナムへの投資と3000人のエンジニアの採用予定を発表した。
HCL社は、銀行、金融サービス、ヘルスケア、インフラ、ネットワークセキュリティなどの分野で多国籍企業向けの高度なテクノロジーソリューションを提供している企業で、2021年1月にハノイにオフィスを開設する予定だ。
同社のサンジャイ・グプタ副会長はベトナムへの投資にあたって次のように語った。「当社はまず初めにハノイに事務所を開設しますが、ベトナム全土でより多くの才能あるエンジニアを発掘していきたいと考えています。各地の大学と協力して学生のスキルを向上させるプログラムを展開するなど各パートナーとの協力も進め、HCLの世界各国のお客様をベトナムからサポートしていきたいと考えています」
HCLは、インドの3大IT企業の1つであり、年間売上高は約97億USD、世界50か国に支店があり153,000人以上の従業員が働いている。
在インドベトナム大使館のファン・サン・チャウ大使は、「HCLのベトナム進出は、ベトナムの若い才能が国際ビジネスで活躍するチャンスをもたらします。HCLのベトナム進出は、ベトナムへのインドからの投資を促進するうえでも歓迎すべきことです。将来的には、多くのグローバルIT企業にとってベトナムが注目すべき投資国になることを期待しています」と話した。
ベトナム政府は、HCLがベトナム人学生のスキルを向上させ、雇用を創出することを歓迎するとしており、大学との連携プロジェクトなどを積極的に支援するとしている。
出典:13/12/2020 VNEXPRESS
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