12月8日、ホーチミン市人民評議会が開催され、人民委員会のグエン・タン・フォン主席に対して、各議員からホーチミン市の今後の政策について多くの質問が出された。
ファン・クオック・バオ議員は、今年のCOVID-19の感染拡大は企業に大きな影響を与えたとして、COVID-19により困難に直面している企業や市民に対して、ホーチミン市人民委員会としてどのような支援政策を検討しているかと質問した。
これに対して、グエン・タン・フォン主席は、今後ホーチミン市は、中小企業を中心に困難な経営状態にある企業に対して支援を加速していくと表明した。
フォン主席によると、ホーチミン市はこれまでに、第一弾の企業支援政策として、6110億VNDを直接支援にまわし、法人税8兆8000億VNDとVAT、個人所得税2180億VNDの徴収延期をおこなってきた。
フォン主席は、企業や専門家の意見を取り入れたうえで、早期に第二弾の追加支援策を実施するとしている。
ホーチミン市では、宿泊、飲食、旅行、旅客輸送などのサービス業と縫製、履物、木材加工、食品加工などの製造業および、経営難に直面している企業に対して、総額4兆VND規模の無利子融資の実施を検討している。
他にもCOVID-19により、経済的に困難な状況に陥った個人に対するサポートも検討されている。
出典: 08/12/2020 – BAO TUOI TRE
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