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【社会】ダナンの高速道路建設不正で日本人を含む36人を起訴

(C)TUOI TRE

3月2日、公安省捜査本部はダナン-クアンガイ高速道路プロジェクトにおける『建設工事プロジェクトの投資に関する規則違反による重大な損害の発生』に関する捜査を終了したと発表した。この結果を受け、捜査本部は関係者36人を起訴することを提案している。

起訴が提案された36人の中にはプロジェクト監理コンサルティング事務所の責任者である日本人1名も含まれている。
また、ベトナム高速道路開発投資公社(VEC)のグエン・マン・フン元副社長とレ・クアン・ハオ元副社長も今回の起訴予定者に含まれている。

警察の捜査によってこのプロジェクトにかかわった投資家、建設業者、コンサルタントなどの関係者は、建設法の基準を遵守していないことが明らかとなった。

VECがメイン投資家として建設されたダナン-クアンガイ高速道路建設プロジェクトは、総投資額34兆VNDの政府の威信をかけた重要インフラプロジェクトであり、全長139km以上の高速道路が2段階のフェーズに分かれて建設された。

しかし、ダナン市とタムキー市を結ぶ65㎞の区間が開通した直後から、道路上のアスファルトやコンクリートに多数の破損が発生し、安全性に重大な支障をきたすとして、市民から非難の声が上がっていた。

この事件に関して、南部交通運輸科学技術研究所は、原因究明のための調査を実施した。その結果、これらの破損は、建設作業が技術基準を満たしていないことが原因で、直射日光や雨と車両の通行による負荷が影響して道路が破損したと結論付けた。

出典:02/03/2021 SAI GON GIAI PHONG
上記を参考に記事を翻訳・編集・制作