2月24日キエンザン省人民裁判所は、同省チャウタン県在住のファン・ティ・クイ被告(67歳)に対して精神障害を持つ息子に対する殺人委未遂の罪で懲役4年の刑を言い渡した。
裁判においてクイ被告は、精神障害に苦しむ息子のことを愛しており何度も病院に治療に行かせたが回復することがなかったと証言した。
息子は発作が起きるとナイフを振り回して近所の人を追いかけまわすことがたびたびあった。いつか近所の人たちに危害を加えるのではないかと恐れたクイ被告は、最終的に息子を殺害することを決めた。
2020年4月7日、息子は精神障害の発作を起こし母親を殴り倒した。その後、落ち着いた息子がハンモックに横になったところで、クイ被告が包丁で息子の首と手を刺した。近所の人が被害者の叫び声を聞いて駆けつけ、救急病院に運び込んだが、人体の33%を損傷するという重症を負った。
裁判所は今回の事件に関して被害者にも過失があり、被告が後悔の念を示していることから懲役4年の判決を言い渡した。
出典:25/02/2021 ZING NEWS
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