3月19日の夜10時頃、ホーチミン市警察の交通パトロール部隊がゴーバップ区のファン・バン・ドン通りで車の飲酒検問を実施した。
アルコール検査は、国際的な検査方式に基づいて実施される。ドライバーはまず、車に乗ったまま30秒程度の検査機械による簡易検査を受ける。もしこの検査でアルコールが検出された場合、アルコール濃度を厳密に確定させるためドライバーは車を降りて検査機械に息を吹き込まなければならない。今回の飲酒検問では、2時間で1台の車と2台のバイクの飲酒運転を摘発した。
ホーチミン市ビンタイン区在住の男性(34歳)は、この検査によって、呼気中に0.273㎎/リットルのアルコールが検出された。このドライバーは、違反記録への署名を拒否し続け、違反を見逃してもらうように警察に嘆願していた。
この男性に話を聞くと同僚との飲み会でビールを4本飲んだ後で、田舎から帰ってくる母と妻を迎えにタンソンニャット国際空港へ向かっていたとのことだった。
「確かにビールは飲みましたが意識はしっかりしていて、家族を迎えに空港に向かったんです。明日は、早朝から仕事があるので、交通警察に車を返してもらうようにお願いするつもりです」と男性は語った。
およそ30分後、交通警察に見逃してもらう事をあきらめたこの男性は、違反記録に署名をしてその場を立ち去った。この男性の場合、罰金1700万VNDで7日間の車の没収と17か月間の免許はく奪処分が下されることになった。
この飲酒検問中に突然、バイクに乗った男性が車の走行車線に侵入した。警察がバイクを止めてアルコール検査をしたところ、呼気から0.702㎎/リットルのアルコールが検出された。
この男性は、罰金700万ドンと23ヶ月の免許はく奪処分が下された。また、他のバイクドライバーも呼気から0.044㎎/リットルのアルコールが検出され250万VNDの罰金処分を受けた。
出典:20/03/2021 ZING NEWS
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