3月17日の午後4時30分頃、バリア・ブンタウ省の学校に通う6年生の女児が学校から自転車で帰宅途中、ガイ・ザオ村のゴム林を通りがかった時に、犬を連れた若い男に出会った。
すると突然、この若い男が少女の髪をつかんで引っ張り、路上に引き倒した。さらにその男は、抵抗する被害者の顔や頭を何度も殴り、少女は恐怖のあまり気を失った。
その日の18時ごろ、加害者の男は、現場に戻って被害者に声をかけた。被害者の少女が目を覚ますと男は何も言わずに現場を立ち去った。被害者の少女によると、この時少女はなぜか道路から60mほど離れた側溝の中に横たわっていた。正気に戻った少女は、自転車に乗って近くに住む叔母の家へ向かい、助けを求めた。
話を聞いた叔母はすぐに警察に通報し、少女を病院へ連れて行った。幸いにも少女の怪我は軽傷だったものの、精神的にパニック状態に陥っている。
3月18日朝には、警察が被害現場での捜査をおこない、被害者の髪留めゴムと水筒を発見した。また地面には、少女が引きづられたとみられる痕跡が残されたままとなっていた。
警察では、現場周辺に設置されていた監視カメラの映像を分析して容疑者の追跡に全力を挙げている。
被害者の少女が通う学校の教師と生徒の話によると、この被害者の少女は、特に誰かとトラブルになったことはない。また被害者の家族も少女が、他人とトラブルを引き起こすような子供ではないと話している。
出典:18/03/2021 ZING NEWS
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