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【社会】2040年のホーチミン市都市開発計画案を提出

(C)VNEXPRESS

2040年までにホーチミン市の人口は1300万〜1400万人まで増加し、2060年には1600万人都市となり、アジア太平洋地域の金融サービスセンターとなることを目標としている。

この内容は、次回のホーチミン市人民評議会に提出するために、ホーチミン市都市計画建築局がホーチミン市人民委員会に提出したばかりの2040年までの都市開発計画及び、2060年まで都市開発ビジョンに関する文書に記載されている。

これによると、2040年までの人口分布は、旧市街の人口が450万から500万人、トゥードゥック市の人口が190万人となり、新たに開発された都心部が人口220万から290万人、郊外エリアが420万人~560万人になると予想されている。

2040年までの都市建設用地は10万から11万haとなる。そのうち、旧市街が1万4000ha、都心部が3万5000ha(トゥードゥック市を含む)、郊外が5万〜6万haとなっている。

ホーチミン市では、今後の気候変動、海面上昇に適応する形で都市開発を進める予定だ。また、大型公共交通機関の周辺に金融、ビジネス、サービス、医療、文化、研究、教育など様々な機能を複合させたセンターを集約した公共交通指向型(TOD)の高密度都市開発を進める。

2060年の都市開発ビジョンでは、ホーチミン市は革新的かつ創造的でダイナミックに発展する都市として、アジア・太平洋地域のビジネス、金融サービスの中心となることを目標としている。

今回の調査はホーチミン市の行政区域全体の2095㎢と海岸観光都市のカンゾーエリア28.7㎢が対象となっている。

また、この調査では、ホーチミン市周辺の南部重要経済エリアであるビンズン省、ビンフック省、タイニン省、ロンアン省、ドンナイ省、バリア・ブンタウ省、ティエンザン省の調査結果も取り入れている。

ホーチミン市の都市計画建築局によると、ホーチミン市のマスタープランは2021年3月中に完成してホーチミン市人民委員会に提出される予定で、その後、建設省の承認を得てからフック首相に提出される予定だ。

出典:12/03/2021 VNEXPRESS
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