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大音量って、夜じゃなくてもアウトになったの?|ベトナムの社会秩序及び公共安全規定|早わかり!ベトナム法律事情 Vol.91

長島・大野・常松法律事務所ホーチミン・オフィスのファン・ダン・ホアン・チュック氏

―― テト休暇前後は、相変わらず飲み会が多かったようですね。ただ、普段より静かになった気がします。

チュック なぜそう思ったのですか。

―― はい、理由はわかりませんが、例えば、以前は大音量で音楽をよく流していたお店が、今年の正月頃からあまり流さなくなっています。

チュック それは、騒音による行政処分を避けたいのでしょう。

―― カラオケなどへの騒音規制があったのは覚えていますが、かなり前からじゃないですか。

チュック はい。以前は22時から翌6時まで、居住区域や公共の場所で大きな音を出すと、個人には最大100万VND(約6000円)、団体にはその2倍の罰金が科される可能性がありましたが、2025年12月中旬に新政令が施行され、規制の枠組みが変わりました。

―― どのように変わったのでしょうか。

チュック 医療機関や療養施設、学校など静穏が求められる場所での違反や、公共の場所で許可なく拡声器や太鼓などを使って呼びかけを行う行為は、旧政令と同様に規制されていますが、夜間早朝に限定した騒音の規制は廃止され、これまで明確ではなかった、それ以外の騒音について、環境保護に関する規定に基づいて処罰されることが明確にされました。

―― その結果、時間帯の制限はなくなったということですか。

チュック はい、そのように解釈することは合理的だと思います。騒音が技術基準で定められた許容値を超えれば、時間帯に関係なく違反とみなされ、罰金が科される可能性があります。

―― なるほど。確かに、騒音公害は深夜だけの問題ではありませんね。

著者紹介:Phan Dang Hoang Truc ファン・ダン・ホアン・チュック
長島・大野・常松法律事務所ホーチミン・オフィスのパラリーガル。2019年ホーチミン市法科大学卒業。2024年名古屋大学大学院法学研究科博士取得。法令リサーチ等弁護士の業務のサポートを担当。

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