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【経済】生活費指数が最も高いのはハノイ、では最も低いのは?

( C ) BAO TUOI TRE

ベトナムの各省および中央直下都市における生活費指数(SCOLI)ランキングで、ハノイ市は2018年の2位から2019年に1位となり2020年まで2年連続1位となっている。

一方のホーチミン市は2018年には生活費指数ランキング1位であったが、2019年と2020年はハノイ市に次ぐ2位となっている。

63の省と中央直轄都市の生活費指数は、『食品および、食品サービス』、『飲料とタバコ』、『衣服、帽子、履物』、『住居の電気、水道、燃料、建設資材』、『日用品』、『薬と医療サービス』、『通信、郵便』、『教育』、『文化・娯楽・旅行』、『その他製品とサービス』という11の主要商品グループの価格比較に基づいて統計総局によって算出されている。

ハノイの生活費指数を100とした場合、他の地域の生活費指数は、高い順に、ホーチミン市(99.05)、ハイフォン(97.38%)、ダナン(97.11)、ラオカイ(96.25)となっている。

経済地域別で見た場合、南東部が最も高く次いで北部山岳地帯、北中部、中部沿岸地域、紅河デルタ地域、中部高原地域、メコンデルタ地域の順となっている。

ホーチミン市の生活費指数は、全体としてはハノイよりも低いが、2020年の調査では、一部の商品グループでは、ホーチミン市がハノイ市よりも高くなっている。

例えばホーチミン市は、私立学校と職業訓練学校の学費が高く、教育費は、ハノイと比べて105.43となった。また、『衣服、帽子、履物』(101.26)、『住居の電気、水道、燃料、建設資材』(102.23)の費用もホーチミン市がハノイ市を上回った。

一方、『食品および、食品サービス』、『飲料とタバコ』、『日用品』、『薬と医療サービス』、『通信、郵便』、『文化・娯楽・旅行』、『その他製品とサービス』については、ハノイがホーチミン市を上回っている。

逆に生活費が最も安いのは、ハウザン省で、ハウザン省の生活費指数は、ハノイ市を100とした場合、89.68%にとどまっている。生活費が安い省は、ハウザン省に次いで、ソックチャン省(90.39)、チャービン省(90.75)、ハナム省(90.86)、ドンタップ省(90.87)の順となっている。

統計総局の発表によると、2020年の調査では、クアンチ省、ハーティン省、タイニン省、カインホア省など29の省で2019年に比べて生活費指数が減少した。一方、タインホア省、カマウ省、ドンナイ省、カントー市など28の省と市で生活費指数が上昇した。

出典:04/04/2021 BAO TUOI TRE
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