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【事故】クーラーをかけて車中泊した家族が死亡

(C) VNEXPRESS

熱帯夜の中で自宅が停電したため、ハンさん、父親、妹の3人が車の中でエアコンをつけて寝ていたが、夜中に一人が死亡し、二人が意識不明になっているのが発見された。

6月1日の夜、ハイフォン市アンラオ県で停電が発生した。熱帯夜が続いていたため、ファン・ミン・ハンさん(20歳)と父親のファン・バン・トゥイさん(49歳)、妹のファン・ゴック・カインさん(15歳)の3人は、車のエンジンをかけて、クーラーをかけながら車の中で寝ることにした。

6月2日の午前3時15分ごろ、トゥイさんの妻であるレ・ティ・リーさんが様子を見に行ったところ、親子が意識不明になっているのを発見し、すぐに近くの総合病院に緊急搬送した。しかし、ハンさんは、既に死亡しており、トゥイさんとカインさんも意識不明の状態が続いている。

この親子が寝ていたのは30年ほど前の中古車で、自宅1階部分に駐車されていた。アンラオ県警察は、被害者が車内で寝ている間に酸欠状態になった可能性があるとみて、詳しく事故の原因を調べている。

専門家によれば、酸素が不足していることを検知すると自動車のエアコンは外気を自動的に取り込むようになっている。しかし、狭い場所でエンジンをかけていると外気に一酸化炭素を含む車の排気ガスが多く含まれることになる。車に乗っていた人が一酸化炭素を吸い込むと意識を失い、場合によっては死亡する可能性がある。

ハイフォン市は、ベトナム北部と中部の他の都市と同様に熱波に見舞われており、日中の気温は38℃~40℃あり、夜中でも28℃~30℃となっていた。また、電力需要が高まる一方で、電力が不足しており、一部の地域では停電が発生している。

出典:02/06/2023 VNEXPRESS
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