ベトナム政府は8月15日以降、全ての国と地域の国民に電子ビザ(e-Visa)を発給することおよび、ベトナムが一方的にビザを免除している13カ国の国民に対し、ノービザでの滞在期間を15日間から45日間に拡大することを決定した。
具体的にはドイツ、フランス、イタリア、スペイン、イギリス、ロシア、日本、韓国、デンマーク、スウェーデン、ノルウェイ、フィンランド、ベラルーシがノービザの対象国となっている。これらの国の国民は、パスポートの種類や入国目的にかかわらず入国日から45日間の滞在が許可される。
今年6月に国会は、ベトナムが一方的にビザ免除を認めている国の国民の滞在期間を従来の法律の規定である15日間から45日間に拡大することを承認していた。
6月の国会ではさらに、ベトナム国民の出入国に関する法律とベトナム国内の外国人に対する出入国と滞在に関する一部の条項が追加・修正され、電子ビザの滞在期間を30日から90日に拡大させることも承認されていた。
国会は政府に対して電子ビザの発給対象となる国と地域のリストと外国人が電子ビザで出入国手続きをおこなえる国境ゲートのリストを作成して公表するよう指示していた。
政府や企業は、電子ビザの発給対象国の拡大と滞在期限の拡大によって観光、投資、ビジネス交流、科学技術協力などがさらに促進されることを期待している。
現在、出入国管理局がオンライン手続きで外国人に発行している電子ビザはシングルビザとなっている。上記の決定が出される前、ベトナムは80ヶ国の国民を対象に電子ビザを発給していた。
出典:14/08/2023 VNEXPRESS
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