ホーチミン市内のグエンバンチョイ小学校の教師が、1年生の生徒の指を骨折させたとして停職処分を受けた。
10月11日、グエンバンチョイ小学校に1年生の子供を通わせている保護者のハーさんが、子供が教師の体罰によって右手の薬指を骨折したと訴えた。
ハーさんによれば、10月4日の学校帰りに子供が担任教師に打楽器のスティックで叩かれた右手が痛いと訴えてきた。翌日、ハーさんは子供を病院に連れていき、右手薬指が骨折しているとの診断を受けた。
ハーさんによれば、その後、担任教師と学校の責任者が自宅まで謝罪に来て、和解を申し出た。しかし、ハーさんは、学校に対して単に教師の行為を正式に処分するよう要求した。
10月11日の午後遅くになって、タンビン区教育訓練局の代表者、第11街区人民委員会代表者および、小学校の校長がハーさんと直接話し合いをおこなった。
この話し合いの後、グエンバンチョイ小学校のグエン・ティ・カム・タイン・チャー校長は、事実関係を大筋で認めた。しかし、チャー校長は、今回の件はあくまで事故であるとのべ、教師が意図的に生徒を叩いたかどうかについては明言を避けた。
「学校は当該教師の授業を一時停止としました。教師は過失を認め責任を負う覚悟があります。明日、学校は懲戒処分を協議するために会議を開く予定です」とチャー校長は述べた。チャー校長によれば、この教師は、普段は面倒見の良い人物だったとのことだ。
被害にあった生徒は、保護者の希望により別のクラスに移って学校へ通うことになった。
グエンバンチョイ小学校は、1982年創立で、現在約1600人の生徒が通っている。
出典:11/10/2023 VNEXPRESS
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