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【社会】神戸ビーフを謳うAUKOBEとは?

(C) VNEXPRESS

”神戸ビーフ”が柔らかく滑らかな霜降り肉であると宣伝され、オンラインマーケットで1kgあたり僅か30万VND~40万VNDで販売されている。

神戸ビーフは日本の最高級牛肉として知られており、ベトナムに正規輸入された神戸牛は1kgあたり部位にもよるが600万~1500万VND程度で販売されている。しかし、最近になって神戸ビーフを謳った商品が1kgあたり30万~40万VNDという破格の値段でネット上で販売されるケースが増えている。

ホーチミン市在住のリエンさんは、神戸ビーフの価格が見たことがないほど安かったので驚いたと話す。「あるオンラインストアから50%オフの通知を受け取ったんですが、この値段はさすがに聞いたことが無く品質に不安を感じました」とリエンさんは話す。

オンライン販売を手掛けるマイ・アインさんは、大量に販売したいと考えて50%オフのセールをおこなったと話す。それにより1kgの販売価格は60万VNDから30万VNDまで下がった。この値段は、アメリカ産の牛肉よりも安い。

「この牛肉は品質が良くて美味しいので販売量が多く、値段も下げやすいんです」とアインさんは話し、価格を下げたおかけで1週間に200㎏以上売れたと付け加えた。

ハノイでオンライン販売を手掛けるレ・トゥーさんは、この種類の牛肉を1kgあたり28万VNDで販売している。3月頭からこれまでに2回に分けて商品を仕入れ、顧客からも大量の注文を受けている。「250gくらいにカットすると非常に目を引く姿をしていますし、他の輸入牛肉に比べて安いので、ステーキが好きなご家庭には非常に喜ばれています」とトゥーさんは話す。

複数の販売業者がこの牛肉は日本規格の神戸牛で、各国から大量に輸入されているため価格が安いと説明している。「以前は、輸入量が非常に少なかったので神戸ビーフは希少でした。でも今では、お客さんが欲しいだけ注文しても問題ありませんし、価格も安くなりました」とトゥーさんは話す。

しかし、様々な料理コミュニティでは、多くの人が価格の安い神戸ビーフに対して疑念を抱いている。多くの人がこれらの肉は、以前日本で買ったことのある神戸ビーフと品質が異なると述べている。中には、この種類の牛肉は、解凍して調理しようとすると肉の繊維が崩れてしまうので、牛刺しのように生で食べることはできず加熱調理するしかないと指摘する人もいた。

ホーチミン市の輸入牛肉販売チェーンのオーナーであるグエン・ティ・ロアンさんは、VnExpressの取材に対して、現在マーケットに出回っている安価な”神戸ビーフ”を謳う商品は、オーストラリアから輸入されてた”Aukobe”だと話す。これは、オーストラリア産牛肉で、多くの企業が正式に輸入しており、1kgあたり60万~80万VNDで販売されている。ロアンさんは、もし1kgあたり20万VND台で販売されている場合、消費期限が近付いている可能性があるので注意が必要だと述べた。

実のところ世界には既に牛肉に牛脂を注入して霜降りを作る技術が存在している。オーストラリア産Aukobeビーフは、ピケと呼ばれる技法を応用して脂を注入することで美しい霜降り肉として作り出されている。その技法とは、新鮮なカットされた牛肉から余計な脂肪を取り除き、ピケ技法に沿って牛肉内部に牛脂などを注入するものだ。この方法によって牛肉がよりジューシーで柔らかくなるのだ。

一方で日本の神戸ビーフは、特別な技術を用いた飼育プロセスと独自の飼料によって飼育されているため、脂肪が筋線維間に均等に分散される。これによって、神戸ビーフは世界で最も美しく高級な牛肉となったのだ。

ベトナムでは、日本から正式に神戸ビーフが輸入されており、その価格は1kgあたり数百万VNDもする。また1頭の牛から3~4㎏程度しか取れないとされるプレミアム部位については、1kgあたり1800万VND以上することもある。

出典:2024/03/25 VNEXPRESS提供
上記記事を許可を得て翻訳・編集して掲載