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【交通】メトロ1号線、2か所の陸橋工事が完成

(C) VNEXPRESS

ホーチミン市メトロ1号線のハイテクパーク駅とビンタイ駅の陸橋の建設工事が完成し、今年第4四半期の操業から利用が開始される予定だ。

これは、4月29日の朝にホーチミン市都市鉄道管理委員会(MAUR)によって発表された情報で、ホーチミン市で初の都市鉄道であるメトロ1号線の各高架駅に設置される予定の9つの陸橋のうちの2つが完成したというものだ。この陸橋の建設費用は、メトロ1号線投資プロジェクト資金に含まれている。

陸橋の長さは80~150mで、幅は3.5m、高さは約5mとなっており、線路と並行しているボーグエンザップ通りとハノイハイウェイと高架駅を繋いでいる。陸橋のデザインは、高架駅と同様のドーム型で耐熱性の屋根が設置されている。陸橋の両側には花壇が設置される予定で自然の換気を取り入れている。この陸橋は、乗客の移動に役立つだけでなく、非常時の避難経路としても活用される。

MAURによれば、ハイテクパーク駅とビンタイ駅の陸橋の完成に加えて、残りの7か所の効果駅の陸橋も現在建設が進められている。このうち、ラックチェック駅、フックロン駅、タンカン駅の陸橋は、既に躯体工事が完了しており、建築、電気、標識などの工事も5月中に完成する予定だ。

残りのタオディエン駅、アンフ―駅、トゥードゥック駅、国家大学駅の4か所の陸橋についてMAURは、建設業者と協力して、進捗を加速させるための詳細な計画を立案中だとしている。その中で、建設業者は、人員を集約して、用地が確保されている建設現場に人員を配置し、昼夜を問わず建設工事を進めている。MAURでは、メトロ1号線の開業が予定されている第4四半期までに陸橋工事を完了させることを目標としている。

メトロ1号線の総投資額は43兆7000億VNDを超えており、トゥードゥック市のロンビン車両基地からホーチミン市1区のベンタイン駅までの約20㎞を繋いでいる。この路線内には11の高架駅と3つの地下駅が含まれている。既に工事全体の98%が完了しており、現在は、システムの安全性評価、消防点検、運営人材の育成、陸橋の建設工事などがおこなわれている。

出典:2024/04/29 VNEXPRESS提供
上記記事を許可を得て翻訳・編集して掲載