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【観光】ダラット市、動物との記念撮影サービスを禁止へ

(C) VNEXPRESS

ダラット市は、市民からのクレームに基づき動物虐待の検証と処分を実施するとともに、動物との記念撮影サービスの終了を検討している。

8月17日、ダラット氏のラムビエン・スクエアで観光客との記念撮影の指示に従わなかった飼い犬を飼い主が殴りつけている画像と動画がSNSに投稿された。この投稿は、すぐに数千件シェアされ、飼い主の行動を非難するコメントが集まり、動物との記念撮影サービスをボイコットする呼びかけが始まった。

8月21日の午後、ダラット氏人民委員会のチャン・ティ・ヴ―・ロアン副主席は、SNSに掲載された画像や動画によってランビエン・スクエアで動物を虐待した人物を特定するよう警察に指示したと発表した。

同じ日に発表された文書の中でダラット市は、関係部署に対して動物観光事業者が動物の飼育と保護に関する規定を遵守しているかどうかを確認するよう指示した。同時に市内での動物との記念撮影サービスを検査し、違反行為があった場合には処分するとした。

「ダラット市は、将来的に動物との記念撮影サービスを廃止する方向で、検査チームを組織しました」とロアン副主席は述べた。

動物、とくに大型犬との記念撮影サービスは、ランビエン・スクエアに限らずダラット市内の様々な観光スポットで長年おこなわれてきた。観光客は、3万~5万VNDを支払って動物との記念撮影をすることができる。

しかし、今回の騒動を受けて8月21日には、市内の一部の娯楽施設で動物との記念撮影サービスが停止された。

ダラット市人民委員会経済部のグエン・ドゥック・クー部長は、今後、継続的に市内の動物記念撮影サービス事業者を監視、検査していくと述べた。ペットの放し飼い、口輪をつけない、公共の場所でリードをつけていない、環境を汚染する排便の放置などの行為も今後厳しく取締りがおこなわれる。

ランビエン・スクエアで犬との記念撮影サービス事業をおこなっているガーさん(50歳)は、この仕事を始めて4年になると話す。ガーさんは、このサービスは、ダラット市を訪れた観光客に素敵な体験を与えるもので、自分は犬を虐待したことは一度もないと語った。「この仕事は、私たち一家の生活の糧です。一人のせいで全てを非難するのは間違っています」とガーさんは話す。

同じく動物との記念撮影サービスを提供しているミーさん(40歳)は、巷で言われているように朝から晩まで1匹の犬を強制的に記念撮影に使っているという情報は間違っていると話す。ミーさんは10匹の犬を飼育しており、交代で記念撮影をおこなっているからだ。

ダラットでの動物虐待映像を見た観光客からは、「もうダラットにはいかない」といった声や「ランビエン・スクエアでかわいい犬が見られなくなるのは残念だ」といった声が寄せられている。

出典:2024/08/21VNEXPRESS提供
上記記事を許可を得て翻訳・編集して掲載