9月4日午後、ホーチミン市で子供を迎えに向かった52歳の女性に20メートル近い高さから落ちてきた木の枝が直撃した。
この女性は午後3時ごろに6区にある自宅からバイクでホーチミン市師範大学に子供を迎えに行った。5区のアンズーンヴーン通りまで来たところで、20mほどの高さから直径約20cmの木の枝が女性の上に落下し、女性は下敷きとなった。事故後に救助隊と周辺住民が女性を救出し、病院へ緊急搬送した。
搬送先のチョーライ病院の担当者によれば、搬送されたとき、この女性は後頭部に腫れと打撲があり、鼻、口、耳から大量に出血し、昏睡状態だった。
重度の脳挫傷及び脊椎損傷と診断され、医師たちによる懸命の治療が行われたが、その後死亡した。
ホーチミン市5区第3街区人民委員会のチャン・キエン・チョン主席は、今回折れた木の枝は長年植えられてきた街路樹のものだと述べた。ホーチミン市緑地公園管理会社は、犠牲者の家族に葬儀費用を支援した。
9月4日の午後には、大規模な雷雨が発生し、ホーチミン市内のいたるところで街路樹が倒れ、軍指令所、医療施設、自動車、歩行者などが被害を受けた。
最近、ホーチミン市では街路樹による事故が多発している。8月9日には、1区のタオダン公園で高さ25mの木の枝が折れて落下し、2人が死亡、3人が負傷した。
8月上旬には3区リーチンタン通りで高さ15m近くの木が根こそぎ倒れ、バイクに乗って通りがかった若者が負傷した。7月には、10区のゴーザートゥ通りで長さ約10mの木の枝が7人乗り自動車の上に落下し、1区ベンゲー地区人民委員会庁舎では、倒木によって壁が崩れる被害が発生していた。
出典:2024/09/04 VNEXPRESS提供
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