国会は、公衆衛生を保護することを目的に2025年から電子タバコと加熱式タバコの製造、販売、輸入、保管、輸送、試用を禁止することを決めた。
11月30日に国会は、政府に対して電子タバコと加熱式タバコの禁止に関する規定を組織的に実現させ、青少年を含めた国民へ電子タバコと加熱式タバコの有害性を啓蒙するように求めた。
これより前、保健省のダオ・ホン・ラン大臣は、健康への悪影響を理由に電子タバコを禁止する必要性を強調していた。国会議員たちも電子タバコと加熱式タバコを禁止し、違法な取引活動を取り締まるために法律の規定を追加する必要があるとの認識で一致した。
電子タバコや加熱式タバコは、ニコチンや香料をプロピレングリコールやグリセリンに溶かした溶液を加熱して吸引する新しいタイプのタバコだ。電子タバコの溶液には少なくとも60種類の化学物質が含まれており、加熱することで発生する蒸気には、他の多くの有毒物質が含まれている。
保健省によれば、電子タバコには従来のタバコとは成分が異なるもののニコンチン含有量が高いため依存性があり、癌、心血管疾患、呼吸器疾患、急性肺損傷など深刻な健康被害をもたらすとされている。
出典:2024/11/30 VNEXPRESS提供
上記記事を許可を得て翻訳・編集して掲載