ホーチミン市で、子供にバイクを貸して通学させた保護者が、交通警察(CSGT)により1,200万ドンの罰金を科された。
その内訳は、子供の無免許運転による罰金が300万ドン、運転免許を所持していない者にバイクを貸与した行為の罰金が900万ドンだった。罰金処分を受けた保護者は、バイクを購入するよりも高い罰金に驚くと共に反省の弁を述べている。
これまで、運転免許を所持していない者にバイクを貸与した行為の罰金額は、80~200万VNDとされていたが、2024年政令168号により、違反罰則が強化され、特に無資格者への車両貸与の罰金は従来の約6.5倍の800~1000万VNDに引き上げられた。
ホーチミン市交通警察は、昨年11月から今年2月までに、261件の「無免許者への車両貸与」を摘発しており、無免許運転などと合わせて454台のバイクを押収している。違反者が児童・生徒の場合、交通違反内容は学校にも通知される。警察は、監視カメラなどを活用し、未成年の交通ルール違反の取り締まりを強化している。
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