3月28日の13時20分ごろ、ミャンマーで強い地震が発生し、ハノイ、ホーチミン市、ビンズン省などでも揺れが観測された。
地震に驚いた住民が避難
ベトナム科学技術アカデミー地球科学研究所のグエン・スアン・アイン所長によれば今回の地震のマグニチュードは7.3、震源の深さは10㎞だった。
一方でアメリカの地質調査所(USGS)は、マグニチュードは7.7だったとしており、ドイツの地球科学研究センターは、ミャンマーがM6.9、タイのバンコクがM7.3だったとしている。
ベトナムでも各地で揺れが観測された。ハノイの高層マンションの住人は、13時20分ごろ建物が激しく揺れ恐怖を感じたと話す。この住人は、これほどはっきりと地震を経験したのは初めてで怖かったっと当時を振り返っている。
ホーチミン市でも同時刻に1区、3区、ビンタイン区などの高層ビルで揺れが観測され、大勢の住民やオフィスワーカーがビルから逃げ出してきた。ビンズン省の高層ビルでも揺れを感じた住民が建物から避難したが大きな混乱は生じていない。
インド国立地震学センター(NCS)によれば、インドの首都ニューデリーでも揺れが観測されている。NCSの発表によれば13時32分にM7.0 の地震が北緯21.41度、東経95.43度の地点で発生し、震源の深さは10㎞だった。現在、インド国内で被害の報告は出ていない。
ミャンマーでは強い揺れが観測されたが被害の実態は、まだ明らかになっていない。また、中国の雲南省でも広い範囲で揺れが観測されている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。