両国、包括的な戦略パートナーシップの推進で一致
5月3日に投開票されたシンガポール総選挙で与党が大勝し、ローレンス・ウォン首相の続投が決まったことを受けて、5月8日にファン・ミン・チン首相は、ローレンス・ウォン首相と電話会談を行った。
会談の冒頭で陳首相は、シンガポールの選挙結果を祝福し、トー・ラム書記長からの祝意も伝えた。チン首相は、今回の総選挙の結果は与党である人民行動党(PAP)の政治指導方針とウォン首相への国民の信頼を示すものであり、ウォン首相が“シンガポールの奇跡”の精神を継承し、今後も国家の安定と繁栄に貢献することを期待すると述べた。
その後、両首相はベトナムとシンガポールの経済連携強化に向けて協議し、ハイテク産業、再生可能エネルギー、スマートインフラ、地蔵可能な都市開発などの分野を中心に投資拡大を促進することで合意した。
ウォン首相は、前回ベトナム訪問時の温かい歓迎と今回の祝意に感謝の意を示し、両国関係は緊密さを増していると述べた。両国は、今後も高官レベルでの協力成果を基盤に、政党間交流や民間交流を促進し、若手リーダーの交流促進を図ることで合意した。
両首相は、2025年から2030年の段階における包括的な戦略的パートナーシップ行動計画の年内作成に向けて、両国外交当局の緊密な連携を指示し、今後のASEAN首脳会談の機会を利用して、さらなる2国間協力の具体化に向けて協議を続けることを確認した。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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