ベトナムとラオス、党中央レベルでの関係強化を確認
2025年5月30日、ベトナム共産党のトー・ラム書記長は、ラオス人民革命党(LPRP)中央書記であり党中央事務局長を務めるトンサリス・マンノメク氏のベトナム公式訪問を受け、会談を行った。今回の訪問は5月29日から30日にかけて実施された。
会談においてトー・ラム書記長は、両国間の「偉大な友好関係」「特別な団結」「包括的な協力」が引き続き堅固に維持され、あらゆる分野で実りある成果が上がっていることに喜びを表した。また、ベトナムがラオスの国家建設と発展を全面的に支持する立場であることを明確にし、今後も両国の協力が強化されていくことへの期待を表明した。
特に、党中央事務局が党の指導機関である中央委員会および政治局・書記局にとって重要な支援・調整役を担っていることに触れ、その役割の重要性が強調された。両国の党中央事務局はこれまで、協力協定の実施において緊密な連携を保ち、情報共有や業務の経験交換を通じて、党大会の準備や政治局の活動支援などに貢献してきた。
トー・ラム書記長は、こうした協力の成果を高く評価するとともに、今後も両党中央事務局が合意した内容を着実に実行するよう求めた。
トンサリット・マンノメク氏は、近年のラオスの状況と党中央事務局間の協力成果、さらにベトナム共産党中央事務局長であるレ・ホアイ・チュン氏との会談内容について報告した。訪問中には、両事務局の協力の伝統をまとめた書籍の発表式が行われ、また、ベトナム側の個人・団体に対し、ラオス政府より勲章が授与されたことも明らかにした。
マンノメク氏は、「いかなる状況においても、ラオス人民革命党の党中央事務局は与えられた任務を全うし、両国の特別な団結関係の育成・発展に貢献し続ける」と強調した。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN
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