6月9日、ベトナム・ラムドン省ダラット市内で、国家指導者クラスの高官を乗せた護衛付きの優先車列に、1台のバイクが無断で割り込む事案が発生した。バイクの運転者は警察の誘導を無視し、車列の中を通過して先頭に出たという。
この件について、6月10日午後、ラムドン省警察のチュオン・ミン・ズオン大佐は、関係当局がすでに調査を開始し、関係者の特定と対応を進めていることを明らかにした。
事件は、警察車両と白バイがサイレンを鳴らしながら政府高官の車列を先導していた中で発生した。SNS上では、当時の様子を撮影した動画が拡散され、市民の注目を集めている。
問題のバイクは、排気量300cc超のホンダSHで、後部に1人を同乗させていた。車列が通行していたレ・ホン・フォン通りとチャン・フー通りの交差点付近で、バイクは背後から割り込み、先導車両を追い越す形となった。
当局の調べによると、運転していたのはまだ運転資格のない年齢の高校生で、「混乱して車列に入ってしまった」と供述しており、警察は家族を呼び出して事情聴取を行うとともに、供述内容の裏付けを進めている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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