7月1日よりベトナム全土で2層行政モデルが開始、住民からは期待の声も
ホーチミン市ホックモン村において、3つの基礎行政単位の合併による新たな社会レベルの人民委員会が設立され、住民からは「より良い行政サービス」に対する期待が寄せられている。
2025年6月30日朝、ホックモン村の新庁舎にて、タンスアン村、タンヒエップ村、ホックモン町を統合して新たに設立されたホックモン村人民委員会に関する決議および設立決定の発表式典が行われた。
式典には、旧ホックモン郡人民委員会のズーン・ホン・タン委員長、各村の指導部、および多くの地元住民が出席した。
「党と国家の大きな方針」―住民の声
地元住民であるフイン・アイ・ナムさん(74歳)は、「私はホックモンで生まれ育ちました。今回の行政改革は歴史的な出来事であり、党と国家の重要な方針を実現するものになるでしょう」と語った。
ナムさんは、「今回の行政単位統合は、住民にとって利便性が向上し、中間機関の削減によって行政効率が高まると期待しています。住民へのアンケート調査では100%が統合に賛成していました」とも述べている。
行政サービスの現場も活気
同日、ホックモン村の公共行政サービスセンターには、多くの住民が行政手続きのために訪れ、職員たちはフル稼働で対応していた。
番地発行手続きのために訪れたグエン・ミン・ホアンさんは、「手続きが非常に便利になり、職員も住民に親身になってくれています」と満足そうに話した。
「統合後は制度がより整備され、住民へのサービスがさらに向上することを願っています」と語るホアン氏の言葉には、新体制への大きな期待が込められていた。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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