ルオン・クオン国家主席「成功した二国間協力の典型」と評価
国家主席、日本の自民党青年局と会談
8月22日午後、ルオン・クオン国家主席は、来訪中の中曽根康隆衆議院議員(自由民主党青年局長)率いる代表団を首都ハノイで受け入れた。代表団は国会議員や地方議員、民間企業関係者、学生ら約60名で構成され、8月20日から22日までの日程でベトナムを訪問した。
会談でクオン国家主席は、自民党青年局が新体制発足後、訪問先の一つにベトナムを選んだことや、ベトナム共産党青年同盟中央委員会や国会若手議員との交流活動を高く評価。「これは両国の若手リーダー間の理解を深め、包括的な戦略的パートナーシップを推進する重要な基盤となる」と述べた。
また、日本のベトナムに対する経済・社会発展への支援に謝意を示し、自民党青年局に対し、幹部レベルの交流拡大や産業高度化支援、サプライチェーン連携強化、AI・量子・半導体分野での協力、人材(特に高度人材)の育成促進などを呼びかけた。
青年交流を通じた関係深化
同日午前には、ブイ・クアン・フイ共産党青年同盟第一書記が代表団を歓迎した。約600万人の団員を擁する同盟の活動を紹介し、「若者が両国関係を担う重要な存在である」と強調した。その後は、両国による起業支援、農業のハイテク化、デジタル転換、文化交流など幅広い分野での協力を提案した。
中曽根氏は「若者こそ未来を築く鍵だ」と述べ、ベトナム共産党青年同盟との緊密な協力を通じ、友好と包括的戦略的パートナーシップの強化に貢献したいと応じた。
両者は、今回の対話が相互理解を一層深め、ベトナムと日本の友好と協力関係の発展に寄与すると確信を示した。
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ベトナム進出支援LAI VIEN