ロシア人観光客が遭難
カインホア省のコーティエン山で、ロシア人観光客2人が登山中に体力を消耗し道に迷う事態が発生した。警察の救助隊が出動し、2人を無事救出した。
夜間の救助活動
カインホア省救難救助部隊(PC07)によると、9月3日午後9時40分ごろに、外国人2名が午後2時30分から登山を始めて以降、行方不明になり体力も限界に達しているとの通報があった。
直ちに特殊車両と6名の救助隊員が現場へ向かい、バックニャチャン街区の警察や地元当局と連携して捜索活動を開始した。地形が険しいため捜索は難航したが、翌4日午前1時15分ごろに2人を発見し、安全に下山させた。
警察の注意喚起
警察は、登山者に対しガイドなしでの単独登山や必要な装備を持たずに入山しないよう呼びかけている。また、登山前には天気予報の確認、体調管理、地形に関する基本知識の習得が不可欠だと警告した。
コーティエン山の魅力と危険性
コーティエン山はカインホア省の有名な観光地で、自然の美しさと清涼な空気に惹かれ、多くの観光客が訪れる。しかし、急峻な斜面やアクセス困難なエリアが多く、十分な経験と準備がない登山者にとって危険な場所でもある。
近年、登山人気の高まりとともに、経験不足や油断による遭難事故も相次いでいる。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN