近隣住民や当局が捜索に参加
ベトナム・ダラット市で、キノコを採りに山へ入った78歳の男性が5日間行方不明となり、近隣住民や当局による大規模な捜索が続いている。
100人規模で森林を捜索
9月22日朝、ラムドン省ランビアン‐ダラット街区の当局は、林野管理部門と協力し、約100人を動員して森林での捜索を実施した。行方不明となっているのはアール・オン・ハ・ホアンさん(78歳)で、9月18日にキノコ採りに出かけたまま戻っていない。
ホアンさんは同日午前に森林へ入った後、夕方まで帰宅せず、家族が通報した。自宅周辺での捜索では発見に至らなかったため、森林奥地での大規模捜索が開始された。
難しい地形での捜索活動
最後に目撃情報があったのはラムハ防護林とラムビエン林の境界にある「区画221」と呼ばれる地域。ここは急な斜面と密林が広がる険しい地形であり、2つの森林管理部門が連携して捜索にあたっている。
捜索隊は複数の班に分かれ、登山道や沢沿い、林道を中心に範囲を広げながら行方を追っている。安全確保のため、各班は経路をマーキングし、無線で連絡を取り合いながら活動を進めている。
情報提供を呼びかけ
9月22日正午時点でも発見には至っておらず、捜索は続けられている。ダラット市ランビアン坊人民委員会は、周辺住民に対し、男性に関する痕跡や持ち物を発見した場合は速やかに地元当局または森林管理部門へ通報するよう呼びかけている。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
ベトナム進出支援LAI VIEN