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【国際】トー・ラム書記長が平壌に到着 

北朝鮮の子どもたちに出迎えられるトー・ラム書記長
(C)TUOI TRE

初の国賓訪問で朝鮮労働党創立80周年記念式典に出席

書記長として初の訪朝

2025年10月9日午前、トー・ラム書記長率いるベトナム代表団が朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の首都・平壌に到着し、9日から11日にかけて行われる国賓訪問および朝鮮労働党創立80周年記念式典に出席する。
今回の訪問は、朝鮮労働党総書記であり、国務委員長を務める金正恩氏の招待によるものである。

18年ぶりとなるベトナム党首の訪朝

トー・ラム氏にとっては今回が初の訪朝であり、ベトナム共産党書記長による北朝鮮訪問は18年ぶりとなる。今回の訪問は、両国が国交樹立75周年を迎える節目の年に行われるものでもある。
代表団には、レ・ミン・フン党中央組織委員長、ファン・ディン・チャック党中央内政委員長、グエン・ズイ・ゴック中央検査委員長など7名の政治局員が同行している。
また、レ・ホアイ・チュン外務大臣代理、グエン・チー・ズン副首相、グエン・カック・ディン国会副議長、ファム・ザー・トゥック党中央事務局長官、チャン・ドゥック・タン農業・環境大臣代理ら政府要人も同行している。

外交関係樹立75周年にあわせた歴史的訪問

ベトナム外務省のグエン・ミン・ブー常務次官は、今回の訪問について「非常に特別な意味を持つ」と強調し、「トー・ラム同志にとって初の北朝鮮訪問であり、ベトナム共産党書記長による国賓訪問は18年ぶりだ。両国の外交関係樹立75周年の節目に行われることは、両党・両国が伝統的な友好関係を重視している証である」と述べた。

外交方針を改めて確認

ブー常務次官はまた、今回の訪問がベトナムの一貫した外交方針を改めて示すものだと説明した。
「ベトナムは常に伝統的な友好国との関係を重視しており、この訪問は両党・両国の最高指導者が戦略的方向性を共有し、伝統的な友好関係を次の時代へと引き継ぐ機会となる」と語った。
協力分野としては、医療、文化、スポーツ、国民交流、農業などが挙げられており、国際規範に沿った形で新たな協力関係を構築する方針である。

「歴史的な訪問」 平和と安定への貢献を強調

さらにブー常務次官は、「ベトナムは国際社会の責任ある一員として、朝鮮半島および地域の平和・安定・発展を支持する立場を維持している」と述べた上で、今回の訪問が「両国関係における新たな成果を生む歴史的な節目となる」と強調した。

両国の友好関係と協力の歩み

ベトナムと北朝鮮は1950年に外交関係を樹立。2025年を「ベトナム・北朝鮮友好年」と位置づけ、文化、医療、民間航空、司法支援、投資保護、二重課税回避など、さまざまな分野で協定を締結してきた。
今回の訪問は、両国関係のさらなる発展に向けた重要な一歩とみられる。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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