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ベトナムニュース【社会】ブンタウのドッグレース場が閉鎖へ

(C) VNEXPRESS

ブンタウ市にある総投資額500万USDで東南アジア最大規模のラムソン・ドッグレース場がライセンスの期限切れで3月10日に閉鎖される。

これはドッグレース場の出資者であるスポーツ&エンターテイメントサービス社が3月6日に明らかにした情報だ。近いうちに投資家はラムソンスタジアムの設備を撤去し、土地を返却する。契約の清算が完了するまでのあいだ、バリア市のセンターが約400匹のグレイハウンドの飼育と訓練を続ける。現在、投資家はラムドン省に新たなドッグレース場の建設を予定している。

ラムソン・ドッグレース場は2000年に開園し、毎週2回のドッグレースが開催され、入場料は一人9万~18万VND(約500円~1000円)だった。23年間で投資家は1500回近くのドッグレースを開催し、累計350万人以上の観客を集めた。しかし、ドッグレースの経済効果はそれほど高くはなかった。投資家によれば、これまでに2050億VND(約12億円)の損失が出ており、地方自治体への納税額は450億VND(約2億6000万円)となっている。

投資家の代表者は、ライセンスを延長した場合、企業は、毎年少なくとも1000億VND(約5億7000万円)の付加価値税と特別消費税を納付する必要があると述べた。10年後に企業が全国の場外犬券場とSNSを通じで犬券を販売出来るようになった場合、企業の納税額はこの30倍に増加するとみられている。

バリア・ブンタウ省の文化・スポーツ局によれば、ラムソン競技場からドッグレースが撤退後は、この場所はスポーツ専用スタジアムになる予定だ。

文化・スポーツ局では、ドッグレース場をブンタウ市内カウチャイ通りにある緑地スポーツ公園内に移転させることを提案している。この場所は、ブンタウ市の玄関口に位置し、バリア市のロンディエン県に向かう道路へ隣接しており、ドッグレースを見学したい観光客にとって利便性が高い立地となっている。

ドッグレース場の移転先としては、他にもバリア市のロントアン地区にあるスポーツ&エンターテイメントサービス社の所有する7.9ヘクタールのドッグファームも候補に挙げられている。

出典:06/03/2022 VNEXPRESS
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