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【交通】ベトナム航空、ロンタイン空港の運用初期に柔軟な運航計画を提案

建設中のロンタイン国際空港
(C)TUOI TRE

ベトナム航空は、ロンタイン国際空港の開港初期における運航体制について、柔軟な計画運用を認めるよう建設省に要請した。航空各社が保有機材や接続便の確保に対応できるよう配慮を求めている。

タンソンニャットとの併用方針に同意

同社は、ロンタイン空港とタンソンニャット空港の運用分担に関する建設省の方針に賛意を示し、国際線を段階的にロンタインへ移行する案に基本的に同意した。
現行案によれば、ロンタイン空港は国際線の約80%と国内線の約10%を担当し、タンソンニャット空港は国際線の約20%と国内線の約90%を引き続き運航する予定となっている。

エンジン問題で機材不足、全面移行は困難

ベトナム航空によると、現在同社および他の国内航空会社は、エアバスA321型機に搭載されるプラット&ホイットニー社製エンジンのリコールや、整備部品供給の遅延により機材運用に支障をきたしている。
そのため、1,000kmを超えるすべての便をロンタイン空港へ移すと、運航維持のために新たに小型機5機程度を追加確保する必要があると説明している。

段階的な移行を提案、接続性と市場供給を確保

同社は、ロンタン空港運営開始の初期段階では航空各社が独自に柔軟な運航計画を組めるよう認めることを提案している。市場供給量と接続便の確保、運航効率の維持を目的としている。
それによれば、長距離国際線(欧米・豪州など)を優先的にロンタイン空港へ移転し、アジア域内路線は段階的に移行する方針となっている。

目的は「国家方針に沿った中継ハブ化」

ベトナム航空は、今回の提案は党と政府の方針に沿って、ロンタイン空港を地域の国際中継拠点(ハブ)として発展させるための現実的措置だと強調する。
同時に、タンソンニャット空港とのバランスを保ちつつ、両空港およびベトナムの航空会社全体の利益を最大化することを目指していると述べた。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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