国家主席、両国大使と会談
10月27日午後、ハノイの主席府で、ルオン・クオン国家主席は、任期を終えて帰任するインドネシア大使デニー・アブディ氏およびシンガポール大使ジャヤ・ラトナム氏とそれぞれ面会した。
インドネシア大使に感謝と期待
ルオン・クオン国家主席は、アブディ大使が在任中に両国関係の発展に大きく貢献したことを高く評価し、同氏のインドネシア外務省事務総長への就任を祝意をもって伝えた。
主席は、「今後も新たな立場で、ベトナムとインドネシア両国民の利益のため、また地域と世界の平和・安定・発展のために尽力してほしい」と述べた。
アブディ大使は、2021年初頭の新型コロナウイルス流行期に着任した当初を振り返り、「困難な時期であったが、ベトナム政府と国民の温かい友情を改めて実感した」と感謝の意を表した。
ベトナム・インドネシア関係、次の5年で深化へ
ルオン・クオン国家主席は、今後両国が政治的信頼をさらに強化し、ハイレベル交流と各レベルでの協議を積極的に進める必要があると強調した。
また、「包括的な戦略的パートナーシップ」推進のため、2025~2030年行動計画を早期に策定・実施し、2028年までに双方向貿易額180億USD達成を目指す考えを示した。
シンガポール大使に謝意と協力継続の意向
続いて、シンガポール大使ジャヤ・ラトナム氏に対し、ルオン・クオン国家主席は同氏の任期中の成果を称賛し、両国関係発展への貢献に感謝の意を表した。
主席は、「シンガポールはベトナムにとって最も重要な経済パートナーの一つであり、今後も包括的な戦略的パートナーシップを基盤に協力を拡大していく」と述べた。
また、両国間で2025~2030年の行動計画を早期に策定・実施し、政府や企業レベルでの交流をさらに推進するよう呼びかけた。
今後の関係深化に期待
ルオン・クオン国家主席は、両大使に対し「ベトナムに対する温かい思いを胸に、今後もそれぞれの立場からベトナムとの協力関係を強化してほしい」と述べた。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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