11月20日、旧カインホア省と旧フーイエン省エリアを中心に大規模な洪水が発生し、多くの住民が必死に救助を求めている。被害は広範囲に及び、通信手段の途絶や停電も発生している。
屋根の上で救助を待つ住民たち
ディエンカイン郡トゥンナム村では、10世帯以上が孤立し、水位が天井に達して避難場所がない状態となっている。電話回線も途絶しており、住民は救助連絡ができない。
ニャチャン市ビンフォン村では、95歳の高齢者が移動できず、家の2/3が浸水した。住民はトタン屋根に上がり、救助を待つしかない状況である。上流からの増水で救助ボートも接近できず、電力も完全に失われている。

旧フーイエン省地域のホアティン村では、9か月の乳児を含む5人家族が屋根の上に取り残され、救助を強く求めた。報道時点で一部は救助されたが、多くの世帯は依然として深い浸水に苦しんでいる。
救助連絡が困難な地域が多数
多くの住民が救助を求めているが、停電や通信障害のため連絡がつかないケースが多発している。妊婦、乳幼児、高齢者など、特に救助を必要とする住民が多数いる。救助情報が共有されているものの、洪水被害の広範さから、すべての世帯が連絡可能とは限らない状況である。
救助活動の進展
11月20日午前10時時点で、旧フーイエン省ホアティン地区フー・ミー村では、救助ボートが到着し、一部住民の避難が開始された。しかし、洪水の深刻さと広範囲の浸水により、救助活動は依然として困難を伴っている。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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