11月27日、ハノイで開催されたラオス建国50周年(1975年~2025年)と、カイソーン・ポムウィハーン初代国家主席(1920年-1992年)生誕105周年の記念式典に、ルオン・クオン国家主席が出席した。
この式典は、ベトナム共産党中央委員会、国家主席、国会、政府、ベトナム祖国戦線中央委員会、ハノイ市が主催したもので厳粛に執り行われた。記念演説でルオン・クオン国家主席は、ラオス人民革命党の指導の下、ラオス国民が団結し、粘り強く戦い、輝かしい勝利を収めてきたと強調した。
ラオスの50年を「輝かしい歴史の歩み」と評価
ルオン・クオン国家主席は、過去50年間がラオス各民族にとって栄光に満ちた歴史であり、選択した道を信じ、国家の明るい未来を信じて歩んだ壮大な旅路であったと述べた。また、ラオスが50年の発展のなかで収めた重要で歴史的な成果に祝意を表した。
偉大な友好関係を再確認
今回の特別な節目にあたり、ルオン・クオン国家主席はラオス人民革命党の創設者であり、ベトナムにとって忠実な友人であったラオスのカイソーン・ポムウィハーン国家主席を追悼した。
ルオン・クオン国家主席は、同氏の生涯を「愛国心、戦略的な知性、人民のための献身の象徴」であると称えた。
さらに、ホーチミン国家主席、カイソーン・ポムヴィハーン国家主席、スパーヌウォン国家主席が直接築いたベトナム・ラオスの特別な関係は、歴代指導者と両国国民が汗と努力と知恵、さらには血で守り育ててきた「世界史に唯一無二の関係」であり、現在と未来の世代が引き継ぐべき貴重な遺産だと述べた。
「宝石のように純粋な団結を守り続ける」
国家主席は、カイソーン国家主席の言葉
「ベトナム・ラオスの団結と友好を、宝石のように永遠に純粋で、永遠に強固なものとして守り育てよう」
を引用し、この思想が今もなお両国関係において価値を持ち続けていると強調した。
ルオン・クオン国家主席は、ベトナムは常に忠実で揺るぎない友を持つことを誇りに思っており、両国の革命の勝利や国家建設・発展の成果はいずれもラオス人民との特別な団結、「苦楽を共にし、米も半分、野菜も半分に分け合う」という精神と結びついていると述べた。
また、ベトナムはラオスの革新、建設、発展を全面的かつ強力に支持し、両国の特別な関係と包括的協力を強化するために可能な限りの努力を続けると表明した。
両国関係は「深く、全方位的に発展」
ルオン・クオン国家主席によれば、近年の世界・地域情勢は急速かつ複雑に変化し、両国にも大きな影響を与えている。しかし、両党・両国家の指導の下、各党大会決議の実施は重要な成果を上げている。
両党・両国間の合意内容も積極的かつ実質的に進められ、各分野での協力が深化している。
ラオス大使「この関係は両民族の貴重な財産」
式典に参加したラオスのカンパオ・エンタヴァン大使は、50年間にわたり国際情勢が複雑に変動する中でも、ホーチミン主席と、カイソーン国家主席、スパーヌウォン国家主席らが築き、後の世代が受け継いできた特別な関係が着実に発展してきたと述べた。
同大使は、ベトナムがラオスの民族解放闘争から現在の国家建設まで、常に献身的で無私の支援を続けてきたことに深い感謝を示し、ベトナムと共にこの特別な関係を「永遠に青々と、永遠に強固に」保ち続けていくと述べた。
※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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