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【気象】ホーチミン市の最低気温、過去の記録との比較

ホーチミン市内で寒さに備える市民
(C)THANH NIEN

11月28日朝の気温は19

11月28日朝、ホーチミン市の気温は19℃まで下がり、今冬での最低気温となった。南部全体では16.6度が観測されたが、過去の最低記録である13~14℃には届かなかった。

南部各地の最低気温

南東部では、ドンナイ省のフックロン観測所で16.6℃、タライ観測所で17.5℃が観測された。南西部では、ビンロン省のカンロン観測所とドンタップ省のカオラン観測所で20.7℃が記録された。

平年より早い寒波の到来

気象学者のレ・ティ・スアン・ラン氏は、19~20℃の気温はホーチミン市で時折見られるものの、通常は12月下旬に発生することが多く、11月は極めて珍しいと指摘する。また、例年気温が低い状態は日数が短いことから、今年は平年より約1か月早く寒さが到来したことになるという。

ラニーニャ現象と気候変動の影響

スアン・ラン氏によると、北部からの寒気が早期に南下するラニーニャ現象の影響に加え、気候変動により天候が不安定化していることが、11月末に気温が下がった主な原因だという。11月初旬以降、これまでに4回の寒波が発生しており、例年より早い。冬のピークは例年12月と翌年1月に訪れるため、今後も気温はさらに低下する可能性があるが、過去最低記録を更新する可能性は低いとされる。

過去の最低気温

歴史的データでは、1999年にラニーニャが強く発生した際、ホーチミン市の最低気温は14.6℃を記録している。また、1975年には13℃が記録されており、これが過去最低気温とされている。南部の一部地域、特にフックロンでは、平均より2~3℃低い気温が観測されることが多い。

※本記事は、各ニュースソースを参考に独自に編集・作成しています。
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